プロのセラピストになるには

よく質問されます。

「どうすれば、プロの
セラピストになれますか?」

「どのぐらい学べばプロに 
なれますか?」

プロのセラピストになるのに
年齢は関係ありません。
50歳を過ぎてもプロになる
人は普通にいます。

私が通ったスクールでは10代
後半から60代まで、幅広い
年齢層の生徒さんが学びに
来ていました。

さて、質問に対する回答です。

次のようなポイントで
考えてみるといいでしょう。

①プロになる目的を明確にする。
②どの施術を学ぶかを決める。
③どこで学ぶかを決める。
④何をどのぐらい学ぶか 
 明確にする。
⑤資格取得後の進路を決める。

①~⑤各々の項目について
コメントします。

①プロになる目的を明確にする。
 これはご自身の課題です。 
 多くの人の健康改善に寄与 
 することが、目的なのか? 
 何かを成し遂げたいのか?

②どの施術を学ぶかを決める。
 どの施術を選ぶかは慎重に 
 行いましょう。
 学んだけれども 思っていた
 ものと違うということのない
 ようにしましょう。  

 実際には検討している施術を
 行っているお店で施術を受けて
 みるのがいいと思います。

 出来れば複数のお店で比較 
 してみるのもいいでしょう。
 私は現場の実態を知るため、
 いくつかのお店で施術を 
 受けながら、セラピストに
 質問をしていました。

 私は3つの施術の資格を
 持っています。

 タイ古式マッサージ師、
 整体師、
 リンパケアセラピスト。

 きっかけは近くの温泉施設で
 タイ古式マッサージを受け、
 自分でもやってみたいと
 思ったからです。

 スクールのアドバイスで、
 整体も学んだほうが将来役に
 立つということで、最初に
 整体、次にタイ古式マッサージ
 を学びました。  

 もともとサラリーマン時代は
 施術を受けたことがなかった
 ので、この業界のことは
 まったく知りませんでした。

 なんとなく始めてしまい、
 途中からプロを志したので、
 最初の時点で覚悟ができて
 いなかったのは反省点です。

 アロマトリートメントは 
 プロになってから、アロマの
 資格のあるスタッフに教えて
 もらいました。

 整体や、タイ古式マッサージ
 で 基本的な手や腕、身体の
 使い方などが身についている
 ので、アロマトリートメント
 を身につけるのはそれほど 
 難しくはありませんでした。

 複数の技術を身につける
 メリットは、応用力が
 養われることです。

 各々の技術のいいところを
 組み合わせたりする発想が
 わいてくるので、総合的に
 技術が向上します。

③どこで学ぶかを決める。
 一般的にはスクールで学ぶのが
 おすすめですが、どのスクール
 にするかは、カリキュラム、
 講師の資質、利便性などで
 判断するといいでしょう。

 私の通ったスクールでは、 
 座学の授業(解剖学)で講師が
 説明している場面や、施術を
 行っている場面を見学する
 機会があり、そのうえで入学
 しました。  

 講師は鍼灸師や、柔道整復師
 などの国家資格を持っていたり、
 治療院やサロンでセラピストの
 経験をした方々でした。

 かなりレベルの高い講師陣
 でした。 
 技術面、知識面でも学ぶ
 環境が整っていました。

④何をどのぐらい学ぶか 明確にする。
(1)身体のしくみの知識
  → 解剖学を学びましょう
(2)当該施術の歴史、特徴など
(3)施術技術 技術は個人差が
   あるので、一概には言えま
   せんが、1日3~4時間の
   技術の授業を少なくとも
   週3~4回は受講すると
   いいでしょう。
   週1回行うぐらいでは
   全く身に付きません。

  自分が学んだ経験から考えると
  1年半~2年ぐらいで、1,000
  時間の実技の練習を目標にする
  といいと思います。

  できるだけスクール時代にプロと
  してそん色のないレベルまで
  高めておくと、プロになって迷う
  ことはなくなるからです。

  よくスクールやお店で1ヶ月とか
  半年でプロデビューするという
  話を聞きますが、私の経験からは
  こんな短期間でプロとしての技術
  が身につくとは思えません。

  技術に関しては、周りに流されず、
  厳しい考え方で臨むように
  しましょう。

  それが結果的にお客様のために
  なるのです。

  今のこの業界では技術面で
  まだまだ甘いと思いますので、
  改革が必要でしょう。

⑤資格取得後の進路を決める。
 どこかのお店で従業員として 
 働くのか、独立開業するのか?

 スクールを卒業したら、技術指導
 をしてくれる人が いなくなります。
 プロになりたてはまだまだ 
 技術が未熟です。技術をどうやって
 向上していくかが 重要な課題です。

2019年05月11日