タイ古式マッサージ


このページでは、
タイ古式マッサージ
のうんちくを述べていきます。



タイ国には伝統医学というものが
あります。
 ①薬草医学
 ②栄養医学
 ③精神的修養
 ④手技療法

④の手技療法に該当するのが、
タイ古式マッサージです。

タイ古式マッサージはタイ国では
医療行為の一貫として病気や怪我の
治療にも活用されています。

タイ国では、調子の悪い人の
半分は医者にかかり、半分は
タイ古式マッサージを受けると
まで言われるほど、タイ古式
マッサージが庶民の中に浸透して
います。

日本では、タイ古式マッサージは
整体やアロマトリートメントなどと
同様、民間資格の範疇で、治療では
なく、リラクゼーションを目的と
する施術とされています。


タイ古式マッサージはタイ語で
「ヌアボーラン」と呼ばれて
いました。

ヌアット(Nuad)が手で触れて
治療するという意味です。

ボーラン(Boran)が伝統的と
いう意味です。

つまり、タイ古式マッサージは
伝統的なマッサージなんですよ。

現在はタイ国の文部省・厚生省で
「ヌアット・タイ」に名称が統一
されています。

日本語では「タイ式マッサージ」、
英語ではThai Massage
「タイマッサージ」と訳されます。

「太古」では、お馴染みの旧名称の
「タイ古式マッサージ」のほうを
使っています。



 

タイ医学理論では、人体に「セン」
と呼ばれるエネルギーラインが
流れているとされています。

そのセンの上に、さまざまな症状に
効果のあるツボが存在します。
センは細かいものを数えると、
なんと 72,000本 あると言われて
いますが、現代医学の解剖学上は
センは存在していません。

72,000本と聞いた時に、理系の
私は、正直えっ?と思いました。

まずは真摯にちゃんと理解する
ことから始め、納得しました。

センは古代インドの苦行者が修行
によって、身体で感じたものを
まとめたものと考えられています。 

基幹となるセンが10本あり、
そのうち6本が脚&足に集中して
いるため、通常「下肢」の施術
から始めます。

お店によって、施術の方法は様々
ですが、太古ではオープニング
という、料理の前菜にあたる手技
では、左右の脚、足を施術します。

例えば、足の甲のストレッチ、
左右のひざ下の前脛骨筋の圧迫、
ふくらはぎの腓腹筋のツボ押し、
大腿部の圧迫等々から始めて
いきます。

その後、改めて左脚から施術を
始めますが、反応のいい方は
施術を始めてから5~10分で、
左脚がすごく楽になった、軽く
なったとおっしゃいます。

また自律神経の調子が整うのか、
お腹もグーグー鳴り、「おかしい
な~、ちゃんと食べてきたのに」
とか、女性の方は恥ずかしそうに、
「ごめんなさいね」とかおっしゃい
ますが、何故そうなるのか、
ご説明しています。

「セン」に沿って施術するだけで、
体調が良くなる。
う~ん、最初は単なる概念だと
思っていたセンが、今ではとても
身近で、役に立つものだという
認識に変わりましたね。

タイ古式マッサージのスクール
では、まずセンをちゃんと施術する
トレーニングを行ないます。
それだけ重要な概念です。




 
タイ古式マッサージの特徴は?
ストレッチ技のバリエーションが
多いことがその一つです。

TVなどで芸能人が『痛~ィ』と
大げさにうめいている場面をご覧に
なったお客様から、タイ古式って
痛いんですか?とよく聞かれます。

お客様の身体の状態に合わせた最適な
ストレッチの種類と、圧や曲げ伸ばし
の程度をコントロールしますので
ご安心を。

デスクワークの多い方はどうしても
前かがみの姿勢になるので、
胸を張るストレッチがおすすめです。 

ストレッチをすると、次のような
効果があります。
 ①柔軟性が増す
(筋肉が伸びやすくなり、関節の
 可動域も広がります)

 ②筋肉がほぐれる
(血行がよくなります。
 コリや冷えの解消に)

 ③リラックスできる
(スポーツ後の爽快感と表現した
 お客様がいらっしゃいました)











太古では、施術の前に足浴の
サービスがあります。
木の桶にバスソルトを入れたお湯で
足を温める。 暑い時期はスッキリ、
寒い時期はポカポカ!
一年を通して、楽しむことが
出来ます。
足浴をすることで、初めてのお客様
との距離が近づき、リラックスして
いただける効果も見逃せません。

さて、タイ古式の施術は通常、
どこから始めるのでしょうか?

実はルールはありませんが、
仰向けの足、脚から始める
ケースが多いでしょう。

私の場合は、スクールで尊敬する
先生から学んだ施術が、足から
スタートし、そのアプローチを
300回以上練習していたので、
今でも足からはじめると
しっくりきます。

90分のコースだと、
仰向けの目安は30分程度。

時計を見なくても、30分の施術は
体内時計で判断できます。

仰向けの施術で特徴的なのは、
ストレッチの要素がかなり
含まれていることです。

特に股関節周りの可動域を
広げることにより、柔軟性を
改善することができます。

30代、40代の男性は、腹、腰周り
の肉づきが気になりますね。
ほとんど運動をしないという方が
ほとんどで、柔軟性の悪さに
びっくりします。

女性の方は、男性に比べて、
柔軟性はいいのですが、脚の
むくみが気になります。

一通り仰向けの施術が終わった
段階で、お客様のからだの状態が
ある程度わかります。
その情報をもとに、その後の施術に
活かしていきます。

90分以上のコースなら、
ヘッドマッサージを行なうことが
多いですね。

特に女性の方は、ヘッドマッサージ
がお気に入りです。

首肩の筋肉は、うつ伏せで行う前に
仰向けの施術であらかじめ少し
ほぐしておきます。

実はこれがかなり効果的である
ことが、多くの実例で体感でき、
改善効果が高いことを検証
出来ています。

ここから一歩踏み込んだ説明は
企業秘密なので、ここでは、
このようなアプローチが有効で
あると述べるにとどめておきます。

ところで、仰向けの後、お客様の
症状に応じて、横向きに施術を
加えることがあります。

特に、臀部、腰、背中がお辛い方
には、横向きの施術を行なう
ことが多いですね。

最近アロマリンパケアで横向きの
施術をした方お二人から、
横向きの施術をリクエスト
されました。

聞いてみると横向きの施術を受け
たら、改善効果を体感された
とのことです。

思った通り、横向きの施術は
有効です。
さらに研究していきます。







主訴(辛い箇所)が上半身の人が
多いので、まずはうつ伏せで
腰から上を重点的に施術します。

肩、肩甲骨周りは太古で開発した、
他では体験できないオリジナルの
アプローチで行います。

開業したころ、スタッフのプロを
相手に、試行錯誤して、研究し
編み出した技で、さらに進化を
遂げてきました。

深層にあるコリとその周りの筋肉を
痛くなくほぐすので、マッサージ通
のお客様が世の中にこんな施術が
あることにビックリされます。

整体に比べ、タイ古式のメリットは、
お客様をまたぐ施術が失礼になら
ないので、自分の重心がお客様の
身体に近づき、理想的な圧を
かけることができることです。

その後はタイ古式の場合は数多くの
施術のバリエーションがあります。



 


タイ古式マッサージの指の使い方は
独特です。
親指のことを拇指と呼びますが、
タイ古式マッサージの場合、
写真右のように指をベタっと
寝かせて設置面積を広くします。
このことにより整体などに比べ、
広い範囲でじわ~っとした圧が
かかります。


 

 

タイ古式マッサージの流れに
特に決まりはありません。
セラピスト次第です。

例えば、120分の場合は、時間に
余裕があり、次のようにすべての
身体の向きで施術を行うことが
できます。

120分なら、私は次の流れで
行います。(図の流れ)

  ①仰向け
  ②横向き
  ③うつ伏せ
  ④座位


仰向けと、うつ伏せについては
すでに説明していますが、
改めてその特徴について
お話ししていきます。


①仰向け

足の甲のストレッチから始めます。
今までタイ古式マッサージ以外の
施術を受けている人は、新鮮な
感覚を得ると思います。
脚、腰回りのストレッチ技が多い
野が特徴です。



②横向き


横向きの施術は、将来整体師や
タイ古式マッサージ師を目指す
なら、ぜひマスターしてほしい
ですね。

横向きのメリットは、うつ伏せで
は出来ない角度で圧をかけること
ができることです。

それによって、特に背中のこりは
容易に発見することができます。
臀部もいい角度で最適なほぐしが
出来ます。


③うつ伏せ

整体が背面を得意としている施術
なので、私はうつ伏せの施術は
整体の技術を応用しています。

整体と違うのは、ゆったりとした
リズムと拇指(親指)の角度です。
タイ古式独特の拇指の腹を使った
施術です。

特に肩回りのほぐしは、どちらの
施術にもない、新しい技と
アプローチで行います。

 


④座位

①~③の施術で、お客様の多くは
熟睡、爆睡されているので、
まずは、首肩などの穏やかな
ほぐしをしながら目覚めて
もらいます。

それから徐々にいくつかストレッチ
を行っていきます。
お客様のご要望や、お困りの症状に
よって、適正なものを採用します。

最後に肩周りを叩いて終わります。